第23回:変数 ― 仕事のデータを入れる箱

前回は、Pythonの基本構造として

  • 入力(Input)
  • 処理(Process)
  • 出力(Output)

という3つの流れを説明しました。

今回は、その中でも最も基本となる
変数を扱います。

変数とは何か

変数とは簡単に言えば、


データを入れておく箱

です。

仕事でも、さまざまな情報を扱います。

  • 売上
  • 人数
  • 日付
  • 名前

これらのデータを、一時的に保存しておく場所が必要になります。

それが変数です。

Pythonではこう書く

例えば次のコードを見てみましょう。


price = 1200

これは、

  • price という箱を作る
  • そこに 1200 を入れる

という意味になります。

つまり、


price という変数に1200という値を保存した

ということです。

変数は後で使える

変数に入れたデータは、あとで使うことができます。


price = 1200
tax = 120

total = price + tax

print(total)

このコードでは、

  • price に1200
  • tax に120

を入れています。

そして、

price と tax を足して total に保存し、
最後に結果を表示しています。

仕事でも同じ構造

これは仕事でも同じです。

例えば、

  • 商品価格
  • 税率
  • 販売数

こうした情報を整理しながら計算します。

変数は、そのデータを管理するための仕組みです。

名前が重要

変数では、名前がとても重要です。

例えば次の2つを比べてみましょう。


a = 1200
b = 120

これでは意味が分かりません。

しかし次のように書くと、
内容が理解しやすくなります。


price = 1200
tax = 120

変数の名前は、
データの意味を表す言葉
にするのが基本です。

AIも変数を使って考える

AIがコードを書くときも、
変数を使って処理を整理します。

つまり変数とは、


仕事のデータを整理するための仕組み

と言えます。

まとめ

変数とは、
データを入れておく箱です。

Pythonでは、


name = value

という形でデータを保存します。

変数を使うことで、
プログラムはデータを整理しながら処理を進めることができます。

次回は、条件によって処理を変える「条件分岐」について説明します。